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ゆとり教育世代の社会進出

 
 

ゆとり教育世代の社会進出

ゆとり教育を受けて育ってきた若者たち。この世代は現在、社会などでどのような評価を受け、どのような苦しみを抱いているのでしょう?ここでは、そんな彼・彼女らの実態を、その外面・内面の両方の面から見ていきたいと思います。

ゆとり教育世代とは

一般的に言われる【ゆとり教育世代】とは、現行の学習指導要領下での教育を受けて育った世代のことを指します。つまり2002年度以降の段階で、小・中・高校のいずれかの学年に属していた世代を指します。

ゆとり教育世代第一号とは

2003年度の段階で高校を卒業した世代が、歴史は浅いですが史上最初のゆとり教育世代という事になります。

ですから、彼らの世代の何割かは社会に進出し、何割かは学業の道に現在進行形で進んでいるのです。そしてゆとり教育改革が前進しない間は、現在の学習指導要領で学んだ人材が、どんどん社会進出をし続ける事になります。

 

ゆとり教育世代の社会進出

ここでは、ゆとり教育世代の社会進出後の評価について紹介します。しかし本題に入る前に、どうしても声を大にして言っておかなければならない事があります。それは、

【ゆとり教育世代であろうがなかろうが、評価は結局本人の努力次第で決まる】

ということです。ですからここでは、一般的にこの世代がどのような評価を下される傾向にあるのかについて紹介します。

社会に出始めたゆとり教育世代

高校卒業後すぐに社会に出て働き始めたこの世代は、もうすぐ社会人としてそれなりの経験を積む時期に達しようとしています。彼・彼女らの評価を一概に紹介する事は当然出来ませんが、今のところ目だったマイナス評価は出ていません。

しかし職種によっては、漢字の読み書きや暗算力などといった基本的な学力に、やや前世代との差を感じると評する声もあります。

大学入学後のゆとり教育世代

最初のゆとり教育世代が大学卒業をするのが2006年度なので、大卒のこの世代はすでに社会人デビューしている事になります。さすがに彼・彼女らが社会に出てから日も浅いので、周囲からの評価はほとんど伝わってきません。

しかし、この世代が大学に入学した当初は、基礎学力を補うために、多くの大学で補習が組まれていたのは事実です。しかしこれは、ゆとり教育世代の問題というよりも、高校までの教育体系と大学の教育体系に、連携性が薄い事によって生じた問題と捉える方が正しいでしょう。

 

これからのゆとり教育世代

現在様々な改善案が出されてはいますが、これらのアイディアがまとまらず、このまま現在の教育制度が進行し続けると仮にします。そうすると、ゆとり教育世代は今後、ぞくぞくと社会人デビューすることになります。

もし何らかの改善案が実行されたにせよ、現行の教育体系で育った世代は、数十年間確実に存在することになります。この場合、社会に出てから苦労するのは実は文部科学省でも学校でもなく、この世代そのものとだいう事が非常に問題なのです。

ゆとり教育世代とその先輩世代

一般論としてゆとり教育世代はそれ以前の世代よりも、基礎的な学問を学校で習ってこなかったので、いざ企業に就職した場合、先輩世代とのギャップを埋めるのに苦労することがあるようです。

なぜなら社会に出れば、基礎学力やそれに付随した知識を、仕事に応用する場面はいくつも出てくるからです。そんな時にはギャップの埋め合わせをすべく、自分のレベルを高める努力を、余計にしなければなりません。

〜ゆとり教育世代の方たちへ〜

先ほど紹介した通り、基礎学力の習得とそれに伴う応用的な発想の訓練は、人生の上で相当大きな武器になります。やはりどう考えても、普通にゆとり教育を受けていたのではこの部分の習熟に欠けてしまうので、これはこの世代にとっては不利な材料です。

しかし、それはその後の人生で、いくらでも取り返しの可能なことです。社会に出て先輩たちとのギャップに悩むゆとり教育世代の方がいたら、自らドンドン勉強をして頑張ってほしいと思います。

そのような姿勢を忘れなければ、先輩たちの持っている知識はすぐに追い越す事ができるはずです。そしてもうひとつ、このような教育システム導入に関わった人間の浅はかさは、大いに反省すべきものだと思います。




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