ドーなってるの?ゆとり教育
ゆとり教育に関するデータ

 
 

ゆとり教育に関するデータ

ここでは、親御さんが現在のゆとり教育も含めた学校教育に対して、どのように考えているのかを、信頼できるデータを参考にしながら紹介します。子供を持つ親御さんの生の声が詰まっています。

ゆとり教育に関するデータ

2005年に行われた、子供を持つ親御さんに対する世論調査の結果、ゆとり教育を「評価する」と答えたのは20パーセント程度でした。逆に、「評価しない」「どちらかと言えば評価しない」と答えたのは、70パーセント以上にも上りました。

同様のアンケートを、現在の学習指導要領に移行する直前の2002年3月に行った際には、「ゆとり教育に賛成:28パーセント」「ゆとり教育に反対:67パーセント」でした。

実施後3年間で、評価しない人間がわずかではありますが、増加していることがわかります。この世論調査では同時に、なぜゆとり教育を評価しないのかについても質問しています。この時に得られた反対理由のほとんどが、子供の学力低下への懸念でした。

 

学力低下の原因

この世論調査で学力低下の原因は何かを質問したところ、以下のような回答が得られました。(複数回答可)

学力低下の原因1位・日常の誘惑の増加

面白いことに学力低下の原因に、50パーセントほどの人が「日常生活における誘惑の増加」を挙げました。つまり、子供がテレビ・漫画・インターネットなどに熱中するため、勉強をしていないという事です。

これを敢えてゆとり教育に結びつけると、せっかく土曜日が休みになっても、その分遊ぶ時間が増えただけで、子供は勉強していないことを裏付けるデータとなっています。

学力低下の原因2位・授業時間の削減

続いてほんの数パーセントの違いで、授業時間の削減が挙げられています。その数もおよそ50パーセントに上るので、親御さんの半分は学力低下の原因が、学校にあると考えていることになります。

学力低下の原因3位・教師の質の低下

続いて40パーセントほどの人が、教師の質の低下により学力低下が起きていると答えています。最近確かに、教師の問題行動が各メディアで報道されるパターンは増えていますが、これらニュースによるイメージの刷り込みも、大きく作用していると考えられます。

その他の学力低下の原因

その他の原因としては、「日常生活のみだれ」「教科内容の削減」などが挙げられています。いずれにせよ、学力低下の原因をゆとり教育単体の問題でなく、もっと複合的なモノとして捉えているようです。

 

学校教育への不満

さらに同調査で学校教育そのものに対する不満を聞いたところ、以下のような回答が帰ってきました。(複数回答可)

学校教育への不満1位・教師の質

学校教育への不満を聞いた時に、60パーセント以上の人が「教師の質」と回答しています。学力低下の原因にも「教師の質」があった事と併せて考えると、親御さんの立場からの教師への不信感は、かなり強いことがわかります。

学校教育への不満2位・学力低下

教師の質の低下に続き、再びここにも「学力低下」があらわれます。その数およそ45パーセントです。親御さんにとって子供の学力低下の問題は、非常に頭の痛い問題のようです。

その他の学校教育への不満

その他には「道徳教育」が40パーセント程度、「いじめ」が35パーセント前後と続いています。学校教育に対して、もっと心の教育やケアをしてほしいという事のようです。

〜学校に押し付けすぎる親御さんたち〜

これらのデータを見ると、如何に親御さんは教育現場に不満を抱いているかがわかります。しかし私が考えるには、子供の教育ははじめに、親御さんがやるべき仕事ではないでしょうか。

両親・学校・地域社会などが一体になって取り組むべき教育という仕事を、一方的に学校にだけ丸投げされては、いくらなんでもパンクしてしまいます。

確かに最近の報道を見ていると、教師の質が低下しているかのような印象は受けます。しかしその他大半の教師は、極めて真面目に職務を果たしている事を私は知っています。

もっと親御さんの側から子供の教育に対して、真剣に向き合う必要があるのではないかと考えます。




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